音叉は特定の周波数をきちんと出せることが第一条件です。
しかし、製法や素材によってその振動の伸びと持続時間がまったく違います。
海外の安いものは粗雑なものが多く、工場で大量生産されたり、鋳型に流し込んだり。残念ながら周波数が正確でない場合もあります。
1本1本熟練職人により手間と時間と愛情をかけて、細部まで調整された音叉を、日本で作成しているのをご存知でしょうか?
1937年より半世紀以上にわたって精度(±0.05Hz)の高い音叉を造り続けているメーカーがあります。 ここまでの技術は世界最高水準でしょう。
この日本で一番古くから音叉を製造をされている株式会社ニチオンさん(日本音叉研究所)のご協力を得て、音叉ができるまでをご紹介します。
これだけの過程を経て、やっと出荷です。
日本の職人の匠の技を後世にも伝えたいですね。