日本音叉療法協会について

 

1.日本音叉療法協会とは
2.当協会の音叉のこだわり
3.音叉のできるまで

 

1.日本音叉療法協会とは

 

■当協会では、出来る限り実証的に、幅広く音叉療法を皆様に知っていただくための普及活動を行っています。

■協会オリジナル講座では音叉を使ったマッサージ「音叉マッサージ®」を中心に、
・セルフケア講座
・施術者向け専門講座
の両方をお伝えしています。

ご挨拶

 

すでに医療器具としての歴史を持つ音叉は、その振動で人体に与える高い癒し効果が非常に期待されます。

海外では、代替医療の最先端にも位置づけられているほどです。

今後、医療をはじめセルフケア・美容・鍼灸など大きな貢献を遂げることでしょう。

しかしまだ日本では症例研究や臨床報告などが圧倒的に不足しています。

さらに、自己流で、勝手に、音叉を大音量でならす無知な音叉セラピーの安易な増加を非常に危惧しています。

 

「音叉療法の適切な知識と情報を多くの方のお伝えしたい」

 

と切に願い、一般社団法人日本音叉療法協会を設立いたしました。

ぜひ、皆様のご理解ご協力よろしくお願いいたします

 

 

一般社団法人 日本音叉療法協会

山本真澄

(鍼灸師・東北大学医学部大学院中退・神職)

 

2.当協会の音叉のこだわり

当協会での使用音叉はここにこだわっています!

ご存知かもしれませんが、通常一般的に通販サイトなどで販売されているのは、ほとんどアルミあるいはアルミ合金の音叉です。
価格も手ごろで軽くて使いやすいのが特徴ですね。

しかしアルミ音叉は残念ながら

  •  温度で周波数が変化しやすい
  • 必要以上に大きい音が出やすい
  • 合金の材質で非常に異なっている
  • 傷がついて周波数が変化することがある
  • 使用に際しては適切に扱う技術が必要である

という特徴があります。

もちろん、アルミ合金でも、きちんとこういう音叉の特色を理解し施術すれば素晴らしい効果を期待できますが、何も知らずに自己流で大音量で施術すると問題が多く発生します。

日本で最高水準のアルミ合金音叉を教材に指定

当協会では、セルフケアといえども、その点を考慮して日本で最高水準のアルミ合金音叉を教材に指定しました。

アルミ音叉でありながら

・長年熟練の音叉職人が一つ一つ周波数をきちんと確認する日本最高の水準

・安定した振動で大音量が出ない錘(おもり)つき

・医療水準を備えた脳外科向けの音叉

というメリットがあります。
これは、一生使える、日本最高の音叉です。ぜひ、ずっとお手元で御活用下さい。


音叉マッサージ®講座での使用音叉

当協会での使用音叉はここにこだわっています!

特徴1 施術者のための、施術第一に考えた音叉です。
長時間セラピストが手に持って施術することを踏まえて、手を傷めないように、人間工学に基づいた独自グリップ音叉を使います。
特徴2
高品質、高性能、熟練職人の手作り音叉を使用しています。
熟練したプロの職人・巧みの技が生かされたハンドメイドで振動が非常に長く続きます。

大量生産品では出来ない、微妙な調整が丁寧にされています。誰が作ったのかもわかっているのが特徴です。

特徴3
アルミではなく高級ステンレス製の音叉を使用しています。
通常、市場に多く出回っているのは、アルミ製の音叉。これは軽くて扱いやすく、手ごろです。

しかし、鳴らした時に音量が大きい上、ゆれ幅が大きく、温度で周波数が変化しやすいデメリットがあります。ですので、長時間使うプロユースには向きません。ステンレス製は温度変化による周波数の狂いも限りなく少ないのが特徴です。ニチオン製の場合、温度による周波数変化は、なんと±0.05Hzの誤差!ほぼ無いといってよいでしょう。しかも小さいながら繊細で美しくエレガント♪ そして安定感。精密さ。持続して伸びの有る振動が続きます。何度も買い換えるものではないから、良いものを手に入れましょう。

特徴4 アタッチメントを取り替えるだけですべての講座で使用可能です。
基本的には同じ音叉を使い、アタッチメントを取り替えて目的別に対応します。ですので、他の講座を受講しても、音叉を再度購入する必要がありません。教材費がとても安く経済的です。いっぱい音叉を持っていることを自慢する人もいますが、最小限で最高の効果を出すのも重要です。

 

3.音叉のできるまで

音叉は特定の周波数をきちんと出せることが第一条件です。

しかし、製法や素材によってその振動の伸びと持続時間がまったく違います。

 

海外の安いものは粗雑なものが多く、工場で大量生産されたり、鋳型に流し込んだり。残念ながら周波数が正確でない場合もあります。

 

1本1本熟練職人により手間と時間と愛情をかけて、細部まで調整された音叉を、日本で作成しているのをご存知でしょうか?

1937年より半世紀以上にわたって精度(±0.05Hz)の高い音叉を造り続けているメーカーがあります。 ここまでの技術は世界最高水準でしょう。

 

この日本で一番古くから音叉を製造をされている株式会社ニチオンさん(日本音叉研究所)のご協力を得て、音叉ができるまでをご紹介します。

STEP.1
焼入れ

焼き入れは音にボリュームを与える大切な工程です。加減ひとつで音の鳴りが大きく変わります。

 

 

 

STEP.2
研磨

グラインダー研磨により、左右のバランスを整え、振動の持続を高めます。

 

 

 

STEP.3
微調整

微妙な誤差はヤスリで削り修正します。摩擦熱が冷めてから再び修正します。

 

 

 

STEP.4
目視で確認

低周波数はクロスさせてリサージュ図型を目視し、聴音します。

 

 

 

 

STEP.5
最終仕上げ

出荷前の最終音合わせ。原器と製品の2つの音叉を同時に鳴らし、うなりがないことを確認します。

 

 

 

 

これだけの過程を経て、やっと出荷です。

日本の職人の匠の技を後世にも伝えたいですね。
人の匠の技を後世にも伝えたいですね。