症例:五十肩

ここでは典型的な肩関節可動域障害である「五十肩」のモニター施術結果をご報告します

《 1、五十肩  》

対象

40代前半 男性 会社員 (アマチュア・バスケットボール審判)

 

主訴

ほぼ毎週休日にバスケットボールの審判をしている。審判を勤める時は笛の合図と共に速攻で右腕を垂直に挙げなければならない。

1年ほど前から右肩を挙げる時に痛みを伴うようになり、病院で五十肩と診断された。いろいろと治療をしてみたが、一向に治らない。審判としての責任上、痛くても無理をするので、とても辛い。

 

確認

すでに病院にて診断されているので、簡単にだけ確認した。右肩関節の可動域に制限が認められる。外転・外旋に痛み。熱感・発赤・腫脹などは無し。ドロップアームテスト陰性。運動時痛・夜間痛あり。

 

施術

状況から判断し、低めの周波数の音叉を用いて施術。2種類の周波数を使って確認しながら行う。音叉療法の良い点は「患者本人が、振動の違いを実感し、自分の体調を理解することが出来る」こと。左右の振動の違いを本人自身が感じて驚いていた。患部を中心におよそ15分ぐらいで終了した。

 

結果

わずか1度の施術で痛みが無くなった。そのため、当初予定していた五回継続してのモニター施術計画は無しとした。

 

ご本人の感想

「あれだけで、こんなにすっかり治ってしまうなんて、正直とてもびっくりしました。いまも全然痛みがありません。いままでの我慢と辛さは何だったのでしょう(笑)

終わった時はこんな程度でいいのかなと、あまり実感が無かったのですが、帰宅するころから、楽になったことに気がつきました。あ、忘れてた、これまで痛かったんだって(笑)1週間前に鍼灸の施術も受けたのですが、あまり効かなくて。

こちらの方が実感ハンパ無いです。音叉で治療するなんて最初はちょっと信じられなかったけど、すごいんですね。有難うございました。これ本当に気持ち良いし、音叉すごいです。」

 

経過

その後も約2週間ごとに直接お会いして、肩関節の可動域などチェックさせていただき、主訴の経過を確認しました。

しかし、全く肩の痛みが再発していないのを目の当たりにして、私も再度音叉療法の効果に驚きました。じつは、初回なのであまり体が驚かないように、少し加減していたのです。

いまも元気にそして楽しく毎週のように審判をしていらっしゃるそうです。

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